マルクス・リッター教授 講演会「19世紀初頭ドイツの世界美術史書における「イスラム美術」の発明」

2026.01.28

慶應義塾大学との共催イベントです。どなたでもご参加いただけます。

日時 2026年2月5日(木)18:00–20:00
場所 慶應義塾大学 三田キャンパス 南館9階 ディスカッションルーム
事前登録不要
参加費 無料
使用言語 主としてドイツ語(随時、英語と日本語のまとめあり)
共催 慶應義塾大学文学部、NIHUグローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点
問い合わせ gmed.ilcaa[at]gmail.com  [at]を@に変えてください。

講師:マルクス・リッター教授(Prof. Dr. Markus Ritter)
演題:Die Erfindung “islamischer Kunst” in deutschen Weltkunstgeschichte-Büchern des frühen 19. Jahrhunderts (「19世紀初頭ドイツの世界美術史書における「イスラム美術」の発明」)

【講師紹介】
マルクス・リッター教授は、イスラーム美術史を中核に据えつつ、建築・装飾・イコノグラフィーの歴史的展開やヨーロッパにおける受容とその方法論的問題を専門とする美術史・美学研究者です。ウィーン大学でイスラーム美術史の教育・研究をリードし、国際的にも活発に発表・共同研究を発信しています。

【講演テーマについて】
「イスラム美術」という用語と概念、すなわち、ある宗教による普遍的な美術の伝統の定義の発明について。Ritter氏は、この発明が一般に考えられているよりもかなり早い、1830年代ではなく1800年頃、そしてドイツの理想主義哲学(ヘルダー、ヘーゲル)とベルリンの普遍的な歴史記述の文脈の中で起こったと位置づけています。